③クール目のACを迎え、少し余裕も出てきた。
次の抗がん剤のことでも予習しておこうか!と思い立ったある日
病院からもらったパンフレットをぱらぱらとめくる
ネットでもポチポチしていたらなんと!
私が副作用が酷いときにお世話になっているグレープフルーツジュースがダメかも!?
ガーン せっかく飲めるものあったのになぁ
ということで調べました!
抗がん剤と食材の相互作用
このリンクは大阪国際がんセンターのページで、抗がん剤と食品の相互作用について書かれたページ
自分の使っている抗がん剤以外にも 食品との相互作用のある可能性のある抗がん剤がリストアップされている
私が気になったのは次につかうドセタキセル
どうかなどうかな??
本剤は薬物代謝酵素(チトクロームP-450のCYP3A4)で代謝されます。通常この同じ代謝の薬剤同志を併用すると、分解が遅れて血中濃度が上昇し、作用が強く出てしまう可能性は否定できません。食品ではグレープフルーツジュース等に多く含まれていることから、摂取を制限することが一般的です。しかし、これら作用は経口薬の吸収時に多く見られるため、注射薬である本剤の添付文書ではこの記載はありません。可能性は否定できませんので、治療期間中は摂取しないほうがいいでしょう。
https://oici.jp/hospital/patient/fdin/medicine_02/
なるほど、腸からの吸収の時に影響が大きいけど注射だと添付文書(薬の説明書)に書かれるほどじゃないんだな
でも、一応摂取しないほうがよさそうではあるな~ 気持ち的に!!
副作用が強かった時に「あぁあのグレープフルーツ…」って思うかもしれないし
書いてて思ったけど、私あんまりそういうの気にするタイプじゃなかったかもw
ほかのページを見ると、その作用は2~3日続く場合もあるとのことで
治療の前後2~3日は気を付けたほうがいいという記載や
ほかの抗がん剤の記事でも当日はグレープフルーツは摂らないで下さいと医師から言われたとも
効果が強く出る、は 医師が想定しているより なのでいいことではありませんね
そして副作用ももちろん強く出ると思いますから、適正な量で適正な効果を期待するためにも
余計な要因は少ないほうがいいですね
ミカンやほかの柑橘類は??
グレープフルーツはそんなに毎日食べなくても、ミカンなら冬場箱で買って食べる人も多いのでは
ほかの柑橘類は薬の吸収や代謝に影響を与えるのかどうか調べると
日刊ゲンダイの記事、イリノテカンという抗がん剤の記事にほかの柑橘類がどうか書かれていました。
フラノクマリン類(←薬の吸収に影響を与える物質)の含有量が多いのは、夏ミカン、ダイダイ、サワーオレンジ、ブンタン、スウィーティー、ハッサク、安藤みかん、晩白柚、ライム、キンカンなどが挙げられます。逆に少ないのは、温州みかん、カボス、ネーブル、バレンシアオレンジ、マンダリンオレンジ、日向夏、レモン、ユズなどです。
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/277135?page=2
うーんもう半分くらい食べたことないかもしれないですけどw
瀬戸内地方の方なんかはなじみが深いのかもしれないですね
パクリタキセルはビタミンA
ちなみに私はドセタキセルなのでグレープフルーツ注意ですが
パクリタキセルはビタミンAやいろいろな薬で相互作用があるようで
大阪国際がんセンターのページに記載されていました
ビタミンA 同様の作用機序で
アゾール系抗真菌剤 (ミコナゾール等),マクロライド系抗生剤(エリスロマイシン等),ステロイド系ホルモン剤(エチニルエストラジオール等),ジヒドロピリジン系カルシウムチャンネルブロッカー(ニフェジピン等),シクロスポリン,ベラパミル塩酸塩,キニジン硫酸塩水和物,ミダゾラム,フェナセチン,ラパチニブトシル酸塩水和物
https://oici.jp/hospital/patient/fdin/medicine_02/
すべての薬が何のお薬かわかりませんけどw水虫の薬とか抗生剤とかも含まれていますね。
乳腺外科以外で処方を受けた場合は主治医に報告したほうがいいかもしれないですね
(そりゃそうか)
ほんと、調べてみないと分からないこともありますね
ちなみに私はよく話を聞いていなかったのか説明がなかったのかわかりませんが
ドセタキセルの日に自分で車を運転していって
車の運転とか自転車はほら、危ないからだめでしょ
パクリタキセルは……
という看護師さんとの話の流れで
え!!今日車運転してきちゃいました!!
となって焦りました~
ちゃんと調べて、ちゃんと聞きましょー
まとめ
・食べ物の中にはお薬の吸収などに影響を与えるものがある
・ドセタキセルはグレープフルーツで相互作用がある可能性があるが添付文書に記載はない
・パクリタキセルはビタミンAが影響を与える可能性がある
・その他のお薬との相互作用の可能性もあるので、服用している薬はちゃんと伝える
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