手術の日の朝
おはようございます!
寝不足気味、しかし手術の前のアドレナリンで謎のテンションのまま起きる
経口補水液は一瞬で飲み干し、時間を持て余す(笑)
いやぁ楽しみだなぁ
実は、手術というか麻酔が楽しみなのだ
仕事で毎日のように犬猫に麻酔をかけている私だけど
本格的な麻酔をかけられたことがなかった
かけられる側の感覚が体験したくてワクワクしていた
手術が怖くないか?と聞かれたら
全然大丈夫!て感じ
ちょっとだけ怖いというか、笑ったのが
T先生に私が
オペ室が世界で一番安全だと言うじゃないですか
と言ったら
それはどうかなぁ,,,
的な事言ってて
えー!!⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
嘘でも「そうですね」って言ってよー!
ってなったっていうね(笑)
T先生は正直者です(笑)
とはいえ、乳がんの手術って体表の手術だから
どえらいミスとかしない限り、出血には気付きやすいし
出血してるところも特定しやすいし
手術中に死ぬって事は考えにくい
てことで、麻酔でワープが楽しみっ!!
弾性ストッキングをはいて、Twitter用の写真を撮ってツイート
もうやることがなにもなーい
ごろごろしていたら なんとT先生登場!
先生自ら迎えに来てくれた
おはようございます
おはようございます、、では行きますか
並んで歩いて リニアックの部屋に
忘れていた
噂の注射があったのだ…
センチネルリンパ節生検の注射
センチネルリンパ節生検の時に、リンパ節の場所を特定するのにする注射
それが激痛だともっぱらの噂
なんと、乳首のすぐそばに注射するらしい…
痛いに決まってるし…
注射は2種類あって、ダブルで使うのがスタンダードらしいのだが
詳しくは別記事で
で、ウチは2種、放射性同位体の注射は、放射線の漏れない特別な部屋で処置しなければならず
そういう特別なオペ室があれば、麻酔後に注射できるのだが
うちの病院はないらしい
だから、リニアック(放射線治療)の部屋で注射された後に
徒歩でオペ室に向かうとのこと
さて、リニアックの部屋で横に寝かされた私
はいじゃあ上脱いで、いきますね
あー、注射までが早い!
心の準備ができていませーん(笑)
はい、いきますよー
うっっ………
……
…
ん??
はい、終わりました
え? ほぼ無痛だったんですけど(笑)
先生、名医なんですか?
痛かったですか?
あ、いや、全然痛くなかったです
よかったです、揉みますね
あ、揉まれるんですね(笑)
真顔で天井を見つめ乳を揉まれること1分
では行きましょう
と言う事でついにオペ室へ
いやぁ、激痛のはずが無痛なんて
なんてラッキーなんだろう!
幸先が良いな!
オペ室
エレベーターで上がって、オペの前室へ
自動ドアの向こう側は思ったよりかなり広く
広い廊下のようなところから、何個かオペ室が並んでいるのが見えた
広い廊下の部分では
オペの帽子とマスクをした看護師さん達が慌ただしく準備をしている
ひとりの看護師さんがこちらに来て
挨拶をしてくれた。どうやら担当の看護師さんらしい
緊張していますか?
と優しく聞いてくれた
いえ、全然大丈夫です!
?え??
予想外の答えに、怪訝な様子
この人ね、獣医なの
へー!動物も同じ麻酔使うんですか?
はい、プロポフォールを 点滴のラインを取って入れます
点滴も取るんですか?
はい、23Gなので私に入ってるのと同じだと思います
犬って毛があって入れづらそうですね
と言うか動くでしょう
動物看護師さんに押さえてもらって
なんて会話をしていたらオペ室へ誘導される
オペ室の扉の前で、先生と看護師さんと3人で並んで止まる
そこで名前の確認
大きな声で生年月日と名前を言って入場
甲子園の選手宣誓ばりに背筋を伸ばしてww
もう、オペ室の前に立った時からキョロキョロが止まらない
無影灯、すごいカッコいいなぁ
麻酔モニターはどこのメーカーのかな?
そこに置いてある機械はなんの機械だろう
色々見たいのに、宣誓の後はすぐにオペ台に乗るように言われた
自分から乗るんだなぁ(笑)
寝そべったら麻酔医の先生と目があって挨拶した
乗ったら首の位置を合わせて、手首に点滴のラインを取られる
手を上にあげる感じで寝てると
もうなんだかボーッとしてきた
これから麻酔入れていきますね〜
コレはカウントさせられるやつだ!!
というか、もうフラフラするんだけどさては……
てか、もう麻酔入ってますよね?
あ、はい〜麻酔入っていきますね〜
………
……
…
(余計な質問をしたせいでカウントダウンをせずにワープしたのでした)
コメント