抗がん剤前日
さて娘にお話もしたところで、明日の準備をしよっかなー
ここでも私は「病院に持っていくもの」のことを考えていて「帰ってきて具合悪くなる時に必要なもの」の準備を怠っていた!!
準備が足りなかった…と気づくのは 初回の抗がん剤から1週間してやっと生き返ってきた頃だった。
母親や夫が気を効かせていろいろ買ってきてくれたおかげで口にできるものが手に入ったので、それを食べて何とか生き返ったけど、一人暮らしだったら干からびて病院に担ぎ込まれていただろう。
下調べが足りていませんでしたね、反省(;´∀`)
抗がん剤の副作用がどんなものか、とにかく1回やってみないと分からない。
T先生も
とりあえず1回やってみてだね~1週間は、だめかなぁ
と言っていたが、確かに初回は丸々1週間倒れていた。
ちなみに、2回目は気持ちもグッズも用意していたのでだいぶ上手に乗りこなせたと思う。
ということで、私的に用意したほうがいいものはこちら!
オススメの準備
①飲み物(たくさんの種類)
抗がん剤投与の晩から、吐き気と悪心があったので 初回の私はとにかく耐えようと思ったけど その間に水分を採ることが足りていなかった。そのため脱水と低血糖になったのか、復活がかなり遅くなった。(´Д`)
水分は スポーツドリンク 麦茶(冷たいの)の2種類しか用意していなかった、それがダメだった。
まず、スポーツドリンクが受け付けにくかった。後味がのどに残って悪心が酷くなる。
麦茶もなぜかごくごくと飲めず、ちょびっと口を潤す程度になった。
後からいろいろもらって飲めたのが100%のジュース。ストロー付き。
他にもナントカの天然水、ヨーグルトドリンク、緑茶に番茶、ホット、アイスなどいろいろ試してみたほうがいい。
ストローもお忘れなく
②ゼリー
抗がん剤の次の日にパック入りのスポーツ用のゼリーを買ってきてくれたけど全然進まなかった。(これも?w)なんか飲み込めない。
でも、フルーツの入ったスプーンで食べるゼリーはゼリー部分がつるっとしてて食べやすかったし、フルーツの水分はなぜか受け付けた。
個人的にはミカンと桃はGood
そのほかに、マンゴーゼリーと杏仁豆腐がすごくよかった!なぜかは不明。とにかく後味が大事。
③フルーツ
乳がんを知っている知人からイチゴが送られてきた。私はこのイチゴに助けられたといっても過言ではない。脱水症状を起こしているときにイチゴの水分が体中にいきわたった。
文字通り、生き返る~ と思った。
本当に、イチゴ送ってきてくれてありがとうございます
このあと1週間、めちゃくちゃ感謝しつつイチゴをほおばりました。
そのほかに、桃の缶詰、みかんなどフルーツは割と好感触。
④インスタントスープ(これもたくさん)
しばらくの脱水状態からイチゴで生き返り、次に欲したのが”塩分”だった。お茶漬けの汁!そのあとに味噌汁、ワンタンスープ、コーンスープ。気分によって何種類かスープがあるとよい。
久しぶりに飲んだお茶漬けの汁は、めちゃくちゃ美味しかった
⑤飴
2回目の抗がん剤に行ったとき、しばらくふらつきがあったって先生に言ったら
飴とかどう?って言われた。2回目の時に頑張って飴をなめたら、気持ち悪い時に唾液が出てくるのが気にならなくなってちょっと良かった。なぜか(と言ったら失礼だが)塩飴が美味しかった!
でも、のどがイガイガすると思ってのど飴食べたらそれはダメ なんだか何が良くて何がダメか、試してみるまで分からない。
と、ここまでは食べ物。食べ物でだいぶ生き返ってきたらあとはそれ以外のもの。
⑥ゆるゆるのルームウェア
胃の気もちが悪くて、ずっと横になっているとき とにかくウエストの締め付けが嫌。それだけで気持ち悪い。とにかく好きな肌触りと締め付けの少ないルームウェアがあるといい。
しかも24時間着ているので着替えが足りない!!スウェットは乾きにくいから尚更。
洗濯のことも考えて、着替えは多めに
私は体調が戻るまで着慣れているスウェットで毎日過ごしている。
⑦ニオイ減らす
抗がん剤後、なんだかにおいが気になる!!
もともとニオイに鈍感なほうなのに、トイレットペーパーのいい匂い、部屋の芳香剤、自分の汗臭さ、とにかくにおいに敏感。
特にしんどかったのがトイレの芳香剤のニオイ。気持ち悪くてトイレに行ったら
おえぇぇ くっさ!(´Д`)
芳香剤は捨てて、トイレットペーパーは速攻で無香料に変えました
あと、制汗剤。自分の汗のにおいが気になる…
それも無香料のものでシートタイプと塗るタイプ。
においが気になったらベッド脇に置いてすぐ使いました。シートタイプはメンズだけどギャツビーのボディペーパークールシトラスが、大きくて上半身くらいなら1枚で拭けてにおいも好き
これはもうニオイが好きなものに限るから、お好みで
あと、制汗剤のスティックタイプ。
昔から薬用ソフトストーンWを愛用。ほんとによくにおいを抑えてくれて、べとつかずに長持ち!
⑧氷と水筒
こちらは副作用対策。私は言われている副作用の中でも”口内炎”が恐怖でした。
結構昔から虫歯が多かったので、今は治療が終わっているけど、免疫が落ちたら腫れてきたりするのでは…という恐怖。
Twitter調べでは、わりと多くの方たちが氷を持って行って舐めているようだった。
確定してから買った体験談の本でも
『抗がん剤ナメずに、氷なめよう!』書いてあった。
ちなみにこの本は結構後々まで参考にしたのでオススメ
このおかげかどうか、2回目まで終わっていますが、口内炎で悩まされたことはありません(^_-)-☆
水筒に氷を詰めて病院に行きましょう
⑨うがい薬
これも口内炎対策! 抗がん剤投与から3日くらいは階段の上り下りも避けたい
(うちは一軒家なので、投与後すぐは二階の一室にこもって存在感を消している)
でも、うがいは一日5回と指示。そんなとき私は
トイレに、うがい薬、コップ、ペットボトルの水を用意!
トイレのたびに(もしくは吐いてしまった後など)口をスッキリさせていました。
これはオススメ!
トイレに常備したのはこちら ライオン SP-Tメディカルガーグル
こちらは薬用でありながらスッキリ感がしっかりあるタイプ。
リステリンなどに比べると、まぁ全然シャキ!!っとはしませんが マイルド味の歯磨き粉くらいです
で、歯磨に使うのはこちら もともと歯医者さんでおすすめされていたセットで
コンクールのジェルコートf(ジェル歯磨き粉)とセットで使うコンクールF
こちらは味自体が薄め?でいかにも薬用という味がする。嫌いではないけどスッキリはしないので、歯と口内炎予防として。
そして、病院で処方されるうがい薬はイソジン (ポビドンヨード)
イソジンは殺菌効果、特にコロナを含むウイルスにも効果があるので外からの帰宅時はイソジンを積極的に利用
免疫が下がる治療中、ちょっとした風邪にもかかるわけにはいきませんからね!(と言いつつ1回目のACで咳がでましたが(´∀`))
と、ご紹介したこの3つを気分と状況に合わせて使っていました。
⑩ケア帽子とウィッグ関連のもの
ケア帽子とウィッグ関連のものは、抗がん剤後は倒れていた時期が終わったらすぐに脱毛が始まり、いろいろ試着に行ったりする元気がない場合もあるので、抗がん剤治療前に用意するのがオススメ!
抗がん剤が確定したときにいろいろ調べたのですが、頭関係はこれだけで大量になってしまうのでまたの機会に!
以上!私のオススメ、抗がん剤治療前に用意したほうがいいもの!でした!
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