獣医だからちょっとわかる病気のこと。
そんな私が乳がんになったとき どうやって調べてどうやって知識をつけたか
せっかくだから共有して心配事を減らし、前向きに治療に取り組むぞ!

いざ決戦!入院の日

治療・副作用

さて準備は整った!いざ、入院の当日がやってきた

まず子供たちに3回パパと寝てもらうことをしっかり話して説得

下の子はよくわかっていない様子だが、上の子は妹の出産のときも頑張れたから

大丈夫だと言っている

でも、上の子の方が寂しがり屋なのだ

お姉ちゃんには頑張ってもらおう

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出発!

入院当日は学校と保育園へ送り出した後

タクシーを拾って病院へ

ところで前日にタクシーを予約しようと思ったら

お宅の範囲では予約できませんといわれて

愕然とする…

そんな、絶対乗るって人がいるのに来てくれないなんて…

ということで

TAXI GO アプリをダウンロード

そのアプリでも予約はできなかったので

仕方なく当日

一応タクシーが捕まらなくても最悪バスで行ける時間に出て

タクシーを呼ぶことに

ありがたいことに近くにタクシーがいたので

5分くらいで来てくれました

タクシーのアプリだと、

自分のところに来てくれるタクシーが今どこら辺にいるか

出るんですね

ウーバーイーツもそうですけど

テクノロジーの発展はすごいスピードだなぁと

ま、テクノロジーの発展は置いておいて

無事にタクシーに乗ることができた

到着

病院についたら入院の手続きをして

案内を待つ

病棟に案内されると身長と体重を測るのだが

一緒に入院のおばあちゃんがいて

足が悪いのだけど

「体重測れますか??」ときかれて頑張って体重計に乗ったのだが

足が悪くて手すりを離せていない!!

のでめっちゃ軽く測定されていて

そのまま○○キロですね!って係りの人が言ってたんだけど

いやーもっとありますよー!!意味ナーーイ!!

てか足の悪い方もたくさん来るだろうし

車いすごと重さ測れるような体重計で測って

車いす分引けばいいじゃん重さ

と思ったけど

市の中核病院とはいえ

T先生にボロいと言われた病院だから

そんなところの設備もなかなか整わないのかなぁ

なーんてボーっとしていたら

コロナのチェックのために鼻綿棒の検査へ

コロナチェックを終えたら、いよいよお部屋へ

部屋

4人部屋の窓際に案内された

隣は空いていて,向かい側は2人入院しているようだ

カーテンがされているので全くどんな人か見えない

ベッドに案内された後も

書類の書き込み、看護師さんの挨拶、麻酔医の挨拶、回診が来るとのこと

意外と休まらない

そしてオペ前のシャワー それが15時!

そのあとに撮ったCTから、明日手術で摘出する位置をペンでかきこむのがあるらしい

わたし
わたし

忙しいなぁ

レンタルの寝巻に着替えてベットの上で本を読んで過ごす

書類を書いて挨拶してたら、お昼ご飯の時間になった

何もしてないけど、食べるw

にしても米が多いな!!

あぁー満腹だ

ゴロゴロして麻酔医の先生と挨拶したら、もう15時

シャワーの時間だ。

シャワー室

看護師さんに声をかけられて行ったら、シャワーと言うか タイルの風呂場だった。

懐かしい感じの黒いタイルにステンレスの浴槽…

わたし
わたし

古いわ、たしかに

薄暗い風呂場でシャワーを浴びる

なんか、テンション上がらないわーw

産婦人科の時はガラスのパーテーションのついたおしゃれなシャワー室で

わたし
わたし

こんなところにもお金がかかっているなぁ

と思ったけど、全然かけてくれていいわw

まぁ、しょうがないw

ササッとシャワーを浴びたら部屋に戻ってまたゴロゴロ

わたし
わたし

暇だなぁ(さっき忙しいって言ったやん)

そろそろ手術のマーキングの時間

看護師さんに声をかけられて行くのかと思ったら

病室にT先生来た!!びっくりしたー

先生が呼びに来るの?w

びっくり顔で見てたら先生が一言

T先生
T先生

手術の術式は変わらないから

おぉぉ‼‼よかったぁ

どういう意味かというと、じつは

手術前にやってた遺伝子検査の結果がまだ出てなかったんですよ

で、遺伝子検査が陽性なら乳房全摘出に術式を切り替える予定

それが、変わらなかったということは

遺伝子検査が陰性だったってこと

そうかそうか~

安心した~~~

いやー、癌かもしれないって時に比べれば、マシとはいえ

結構不安だったんですよね遺伝子検査

子供がいれば子供の一生にもかかわる話だし

これで自分のこの治療に集中できる!

やるぞー!!って気持ちで摘出部位をマーキングするためにCT室へ

摘出部位のマーキング

摘出部位のマーキングはリニアック(放射線治療)の部屋で行われた

放射線治療の台に寝そべって

摘出する部分がリニアックの機械で表示されているのを

マジックで胸に書いている

かなり厳密に位置決めをしていて

四十肩が死んだw

長いんだもん

でも、そのあとケータイで調べたら

どうも先生が研究で

CTで撮った画像で厳密に位置決めしたら、

摘出する範囲狭くできるんじゃない?

っていうデータを取っているみたいで

たぶんおかげでガバっと適当にとるのではなく

最小限で摘出してくれたんだと思う

ありがたやー

ちなみにこんな感じでしたよ

雑な絵ですけどw

ちなみにわたしの術式は

こんな感じで、乳首のわきというか を

切開して、そこから皮膚は残して下の乳腺組織だけを

摘出するって方法でした。

なので皮膚はまるまる残っていたので

乳の形もほとんど変化なし ですし

傷跡もまじまじと見ないと分からないなってくらいです

ということでマーキングを終えて、明日に向けてエネルギーチャージ!!

の、晩御飯!!!

だから、、、米多いわ!!!

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