1日目(投与初日)
さて、家に帰ってきてお昼時。お腹空いたな〜と思ったけどあまり食べ過ぎて後で吐いても嫌なのでお蕎麦を。
一人前すっかり食べて、ゆっくりしていられた。
なんかまだヨユーだなぁ〜
なんか眠くなってきたのでソファでウトウト
夕方、娘達が保育園から帰ってきた。
目覚めたけど体がダルいので2階に上がって更に寝る。
9時頃、娘達が寝るので寝室をあけなければならなかったが 立ち上がるのもシンドイ。這うようにして別室へ…
そこから夜12時までの間、吐き気との戦い。
気持ち悪い、でもトイレに行っても吐けないし、とにかく移動がめちゃくちゃシンドイ。立ち上がるだけでめまいで、吐きそう。トイレでずっと座っているのもつらくて寝転がりたいけど気持ち悪い…。
結局嘔吐は一回だけだったので、私はマシな方なんだと思う。でもしんどかった〜。
ちなみに昼の蕎麦以来、水分を含めてなにも口にしていなかった…これがこの後の具合悪さを長引かせることになるとは…
めまい、嘔吐に並んでキツかったのが、なぜか手先足先がすごく暑くなる現象。体調が悪いときとか乗り物酔いの時になったりするんだけど、とにかく手先が暑くて不快。小さい声で「保冷剤ちょうだい…」と言って小さな保冷剤を握りしめて寝た。
何時に何をしたか覚えてないけどいつのまにか寝ていて、朝を迎えた。
教訓「何日かほとんど動けなくてもいいようにベッドの周りにいろいろ用意すべし」
2日目
朝からめまいが酷い。あと耳鳴りも。
トイレに行くにもふらつく。抗がん剤色の赤オレンジの尿が出た。においも薬っぽくてそれだけで気持ちが悪い。
トイレに行くとおなかの中身がグーッとへこんで痛いような感じがして辛い。なんとかトイレでうがいだけして布団に戻る。
お昼過ぎにモモの缶詰を少し食べた。お茶とグリーンダカラは進まない。トイレには3回行ったがそれ以外は薬を時間通りに飲むのが精いっぱい。 あーしんどい。
「あ、薬の時間だ」と思ってから薬の袋に手を伸ばし、上半身を起こして飲み込むまで めちゃくちゃ時間かかります
とにかく体を動かすのがダルい。目の焦点を合わせるのもめんどくさい。
とにかくちょっと目覚めては「気持ち悪っ」ってなってウトウトして寝る。そんなんで2日目は過ごした。
くちびるが、干上がった湖のそこのようにカッサカサになった。
教訓「手を少し動かすのもダルい。とにかく身近に必要なものを」
3日目
いっこうに体調が持ち上がる気配がない。フラフラしていてほとんど布団の中で過ごす。
昼に桃缶と夕方にゼリーを食べた。夜にイチゴを食べたら、水分が体中にいきわたった、最高だ。
夕方に暑いと思って熱を測ったら37.0℃だった。体が反応しているのかな。
階段を下りる気力がないので今日もシャワーに入れなかった。
教訓「体や顔を拭けるものを用意しておくべし」
4日目
朝起きたら少し調子がよさそうだったのと、無性にしょっぱいものが食べたくなって
「お茶漬け…米はほんのちょっと」っていうのを飲んだら元気が出た。
きっと脱水ぷらす塩分が足りていなかったんだな。少ししゃきっとしたので急いでシャワーにはいる。
生き返ったぁ
ちなみに移動はすべて腰の曲がったおばあさんのようなスタイル。胃のあたりが痛くて体を伸ばせない。
体を伸ばそうとすると、なんか胸が苦しい…というか狭い感じ
この日はお茶漬け、イチゴ、チートス、クラッカーを食べられた。
5日目
やっとケータイの動画を見る元気が出てきた。LINEのメッセージにもやっと返信する。
リンゴジュースを飲み納豆巻きを食べる。(納豆ダメっていうの知らなくて食べちゃった、次の診察で看護婦さんに聞いたら、食べたいものならいいって言ってた。)
この日に、ふと便秘ではないかと気づき、ピコスルファートナトリウムを服用する。ほんと5日目まで、そんなことに気が回らないくらいだるかった。
この日まで、色のついた尿が出た。
あと、気づいたら親指の爪の付け根が黒い。しかも5ミリくらい。え?もうそんなに色とか付くの?
まとめ
・1回目はどうなるか予想がつかないので辛い
・抗がん剤一日目(投与初日)から積極的に水分塩分を取るべし。
・シャワーに入れないかもしれないので体や顔を拭くものをベッドサイドに用意するべし。
・トイレにうがいセットを用意するべし。
・気づいたら爪が黒くなっていた
コメント