時はさかのぼって近所の病院で検査を受けた後、一人布団で子供の寝顔を見つつメソメソする日々。
布団の中で サブタイプもわからない、ステージもわからないのにネットで調べまくる…
「なんで15年生存率とかないんだろう…15年後生きてる人少ないのかなぁ(´;ω;`)」
「子供の成人、見れないの?(´;ω;`)」
とか。
「遠隔転移あったらもう、完全に治るってことはないのか…しかも10年たってからでてきたりするの?うそでしょ…(´;ω;`)」
とか
「抗がん剤やるってことも多いのか… 仕事…今ちょうど自分にまかされた仕事がのってきた時なのに(´;ω;`)」
そんなことをぐるぐるぐるぐる…
そんな中でも仕事は忙しい。バタバタと仕事を片付け 昼休みに検索しては悲しくなる…でも食べてまた仕事。
もうそろそろ結果が出るといわれたころ、調べに調べつくしてメンタルも少し落ち着いてきたので夫に話すことにした。
泣くのはなんか悔しかったので、サラッと話そう。
夜子供を寝かしつけた後おもむろにリビングへ。
ソファの向かいに座り「実は~、驚かないでね、大変なことが起きました」
と切り出す。
淡々と、検査の日、すぐに追加の検査になったこと。どうもお医者さんの反応を見るとそれっぽいこと。そんなことを伝えた。
「まぁ、そういうわけだから。結果出たらまた考えよ」
そういって寝室に戻ろうとした。
夫は、「なにかできることがあったら、なんでもいってね」みたいなことを言ってくれた気がする。
その時は、泣かずに言い切ったことで頭がすっからかんになって すぐ寝た。
たいしたドラマもない、そんな報告だった。 でも、なんにもないのが一番楽、ありがとう。
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